トスカーナ地方の郷土料理「Tagliata di manzo(タリアータ・ディ・マンゾ)」は、さっと焼いてレアに仕上げた牛肉を薄切りにし、バルサミコ酢をかけたシンプルな一皿。
「スライスした牛肉」という意味のこちらはイタリア版牛のたたき……といった雰囲気で、たっぷりのルッコラを添えサラダ仕立てでいただくのも特徴的です。
今回は普通のロース肉で作りましたが、部位はサーロインやリブアイなどがおすすめ。とろけるような肉の旨みや甘みを心ゆくまで味わえます。
材料と作り方
トスカーナ風牛のたたき|タリアータ・ディ・マンゾ
材料
厚さ2cmほどの牛ステーキ肉_400-500g程度(サーロインやリブアイがおすすめ)
オリーブオイル_大さじ1/2
塩_ひとつまみ
こしょう_少々
- ソースと付け合わせ用
☆バルサミコ酢_大さじ2
☆はちみつ_小さじ1
ルッコラ_2株程度
パルミジャーノ・レッジャーノ_お好みで
作り方
- 下準備
- ステーキ肉は調理の1時間ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻しておく
- ルッコラはざく切りにし、パルミジャーノチーズは薄く削っておく
- 耐熱容器に☆の材料を入れ、ラップをして600Wのレンジに40秒程度かけソースを作っておく
- 仕上げ
- 肉の両面に塩こしょうを振り、オリーブオイルをまぶしつける
- フライパンを強火で熱し、肉を置いたら中火に落として2分焼く
- 裏に返して2分焼いたら火から下ろし、アルミホイルに包んで10分ほど肉を休ませる
- 包丁を斜めに入れて肉を5mm程度の厚さにカットし、ルッコラと共に皿に盛る
- お好みでパルミジャーノを散らし、バルサミコソースを振りかければ出来上がり
ポイント
- 肉の味を活かしたシンプルな料理なので、味付けにはマルドンの塩のようになるべく美味しい塩を使うのがおすすめです。