パンが入ったトスカーナの野菜スープ「リボリータ」

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パンを使ったトスカーナの野菜スープ|リボリータ

2023年5月15日

本日のスープは、パンが入ったトスカーナの野菜スープ「Ribollita(リボリータ)」。

「再度煮込んだ」という意味のこのスープは、もともとは固くなったパンを美味しく食べるための農民料理です。

煮込むほどに味が出るカーボロネロ(黒キャベツ)やスイスチャード(フダンソウ)が主役のこちらは、名前通り何度も煮返すことで味が良くなるそう。他にもインゲン豆や玉ねぎ・にんじん・キャベツ・セロリなど、野菜たっぷりで栄養も食べ応えもあります。

本来はパンを加えた後、最低1晩置いてからいただく料理との話ですが、今日はさっと煮込む時短アレンジで。

カーボロネロやスイスチャードがあれば加えたいところですが、ほうれん草や小松菜で代用しても美味しくいただけますよ。

材料と作り方

パンを使ったトスカーナの野菜スープ|リボリータ

Recipe by 宵闇

材料(2-3人分)

  • フランスパンなどのハードブレッド_1/4本(100g程度)

  • 乾燥白インゲン豆_1/2カップ

  • ほうれん草もしくは小松菜_2-3株

  • キャベツ_1/4個

  • 玉ねぎ_1/2個

  • にんじん_1/2本

  • セロリ_1/2本

  • トマトピューレ_1/2缶

  • オリーブオイル_大さじ1/2

  • タイム_2つまみ

  • 塩_ひとつまみ

  • こしょう_適量

  • パルメザンチーズ_お好みで

作り方

  • インゲン豆は1時間以上水に浸し、たっぷりの水とオリーブオイルを加え、弱火で1時間ほど茹でておく(煮汁もスープに加えるため、捨てずに取っておく)
  • パンはスライスし、両面をこんがりトーストして一口大に割っておく
  • キャベツやほうれん草はざく切り、玉ねぎはみじん切り、にんじん・セロリは角切りにしておく
  • 深鍋でオリーブオイルを熱し、玉ねぎ・にんじん・セロリを中火で5分ほど炒める
  • キャベツを加えてさらに5分炒めたら、トマトピューレ・タイム・塩を加えてひと混ぜする
  • 具材がしっかり被る程度の水を加え、中火にかける
  • 沸騰したらアクをすくい、弱火に落として20分ほど煮る
  • インゲン豆を煮汁ごと加え、さらに20分ほど煮る
  • ほうれん草とパンを加えて5分ほど煮て、塩こしょうで味を整えたら出来上がり。お好みで削ったパルメザンチーズを振りかけて召し上がれ

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  • この記事を書いた人

宵闇

作者の心情や時代背景などを頭でっかちに考察しつつ、物語や歴史に登場する料理を作っています。お仕事のご依頼等については、お問い合わせフォームもしくはinfo@saigengohan.comよりどうぞ。

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