本日の夕食はイタリアでよく食べられているなすの重ね焼き「Parmigiana di melanzane(パルミジャーナ・ディ・メランザーネ)」。
薄くスライスして揚げ焼きしたなすに、たっぷりのチーズとトマトソースを重ねて焼いたグラタンのような料理です。
「パルミジャーナ」の名前から、パルミジャーノチーズの産地であるパルマ発祥かなと思いきや、これには異論も多いよう。シチリア語でペルシア語を意味する「パルミチャーナ( parmiciana )」に関係があるとして、シチリア起源との説が強いそうです。
ただ、チーズについてはペコリーノやモッツァレラのほか、パルミジャーノチーズを使うバージョンもポピュラー。
発祥の地ではないにせよ、なすとの相性が悪い訳ありませんよね。
材料と作り方
イタリアのなすの重ね焼き|パルミジャーナ・ディ・メランザーネ
材料
- なすの下処理用
なす_6個ほど
塩_小さじ1/2
小麦粉_大さじ2程度
オリーブオイル_大さじ2-3程度
- トマトソース用
トマトピューレ_1パック
玉ねぎ_1/2個
ドライバジル_小さじ1
塩_ひとつまみ
- その他の材料
シュレッドチーズ_200g
モッツァレラチーズ_100g
作り方
- 具材の下準備
- なすは5mm程度にスライスして塩を振り、30分ほど置いてアク抜きをしておく
- モッツァレラチーズはスライスし、ペーパータオルなどで水気を拭き取っておく
- トマトソースの準備
- にんにく・玉ねぎはみじん切りにしておく
- 小鍋にオリーブオイル(分量外)を熱し、中火で1を5分ほど炒める
- 玉ねぎがしんなりしたらトマトピューレとバジル、塩を加えて30分ほど煮ればソースの完成
- 仕上げ
- オーブンは200℃で予熱しておく
- なすを軽く絞って水分をペーパータオルなどで拭き取り、両面に小麦粉を振る
- フライパンでオリーブオイルを熱し、強めの中火でなすを揚げ焼きする
- 大きめのグラタン皿などの底に少量のトマトソースを敷き、なす→モッツァレラチーズ→シュレッドチーズ→ソースの順に重ねる
- 最後にソースを流してシュレッドチーズを散りばめ、オーブンの上段にセットして20分ほど焼き上げれば完成