イカに詰め物をして煮たり焼いたりする料理はスペインやギリシャなどを中心にいくつかあるのですが、今日はそのうちの一つ。
フランスのラングドック地方を中心に食べられている「Encornets farcis(アンコルネ・ファルシ)」を作ります。
ハーブとにんにくでパンチのあるフィリングに、ワインの風味が効いた煮汁の組み合わせがたまりません。
おしょうゆ味が香ばしい日本のイカ飯も捨てがたいけれど、こちらも暑い季節には特におすすめ。キリッと冷えた白ワインと一緒にぜひどうぞ。
材料と作り方
フランスの小イカの詰め物料理|アンコルネ・ファルシ
材料(2-3人分)
小イカ_15杯(400g程度)
- フィリング用
にんにく_2片
パン粉_1カップ
オリーブオイル_大さじ1+1/2
パセリ_2枝
ローズマリー_ひとつまみ
タイム_少々
塩_少々
こしょう_適量
- ソース用
白ワイン_1/2カップ
水_1カップ
作り方
- イカの下準備
- 小イカは胴体と足部分に分けて軟骨と内臓を抜き、硬そうなら目とクチバシ部分も切り落としておく
- フィリングの準備・仕上げ
- フードプロセッサーに詰め物の材料を全て入れ、ペースト状になるまで撹拌する
- イカの胴にフィリングを詰め、爪楊枝かスパゲティで口を閉じておく
- 鍋に白ワインと水を入れて中火にかけ、沸騰したらフィリングを詰めた胴と足を加えて5分ほど煮れば出来上がり
ポイント
- イカとハーブのうま味が溶け出たスープはフランスパンに浸すのも良いですが、サフランライスでいただくのはさらにおすすめ。ごちそう感もいっそう高まります。