今回再現するのは、ディズニーランドのアトラクションでも人気のふわふわケアロボットが活躍する『ベイマックス（原題：Big Hero 6）』に登場する料理。

口じゃないところからも火を噴きそうな辛〜いチキンは、辛いだけじゃない後引くお味。ごはんのおかずにも、ビールのおつまみにもぴったりです。

主人公ヒロの育ての親・キャスおばさんの得意料理とは

「口が痺れちゃうくらい辛〜い」ピリ辛味の手羽先

今回再現するのは『ベイマックス』の主人公である天才少年ヒロくんの保護者、キャスおばさんの得意料理。

「口が痺れちゃうくらい辛〜い」手羽先のお料理は、ベイマックスを追って外に飛び出したヒロが元気になったと勘違いしたキャスおばさんが、お祝いのディナーとして作っていたものですね。

ベイマックスの公開当時には、ディズニーパークス公式ブログにキャラクターテーマのメニュー企画の一つとして登場し、話題になっていたこちら。

ハニー・ビーイメージのカップケーキやワサビイメージのポキとともに、作ってみた人からもなかなか好評だったようです。

材料・調理法の考察

さて、キャスおばさんのピリ辛手羽先については、こんがり焼くか揚げるかしたチキンに唐辛子ベースのホットソースを絡めたアメリカ定番のおつまみ「バッファローウィング」と同種のものだと思われますが、公式レシピを見てみると、ソースにはしょうゆやはちみつなども使われている様子。

ホットソースというよりは、辛味を効かせた照り焼きや甘酢だれで仕上げている印象です。

本作の主人公・ヒロは日系人という設定ですし、物語の舞台もサンフランシスコと東京のイメージを併せ持つ架空の街・サンフランソウキョウなので、アメリカ定番の料理に、東アジアっぽい雰囲気のソースを組み合わせた……という感じなのでしょうね。

今回は公式のレシピもあることだし、それを参考にさくっと作りたいところですが、海外のレシピはそのまま作ると材料や量の問題が出がちです。

特に、この公式レシピはディズニーのポリネシアンビレッジリゾートのメニューにヒントを得て作られたもので、辛いだけでなくたっぷりの香辛料が入ってかなりスパイシー。

スパイスに慣れていない人やお子さんには少し食べにくい味になりそうですから、公式の雰囲気は活かしつつ、ちょっぴりアレンジを加えることにしましょう。

あとは付け合わせ。劇中でキャスおばさんが料理をするシーンはほんの一瞬ですが、ハマダ家のキッチンには炊飯器もあるようですし、手羽先のプレートにもきれいに型抜きしたごはんが盛り付けられていましたから、こちらも忘れずに。

それと……、バッファローウィングにはセロリやにんじんのスティックサラダを添えるのも定番。彩りも良くなるし、付け合わせとして採用しない手はないですね。

さあ、もろもろ決まったので、今回もさっそくスタートです。

ピリ辛手羽先を作ってみよう