本日の晩ごはんはペルーをはじめ、南米の国々で親しまれているエビを使ったご飯料理「Arroz con camarones(アロス・コン・カマロネス)」。
ピラフやパエリアのように見えますが、こちらは炊き込みではないのがポイント。お米に少量の油を加えるペルー式の方法で炊いた白いご飯に具材のエビや、パプリカの風味が効いたトマトソースを混ぜ込んで作っています。
加熱で縮んで固くなりやすいエビも、後から加えればぷりっと仕上がるのが良いところ。うま味の強いソースを吸ったご飯とエビの食感がたまらない、贅沢な一皿に仕上がりますよ。
材料と作り方
南米風のエビの混ぜごはん|アロス・コン・カマロネス
材料(2-3人分)
- ご飯用
生米_1.5合分
サラダ油_小さじ1/2
塩_少々
- エビの下茹で用
むきエビ_200g
水_2カップ
白ワイン_大さじ1
- ソース用
ピーマン_2個
玉ねぎ_1/2個
にんじん_1/2本
にんにく_1片
カットトマト_1/2缶
白ワイン_50ml
フィッシュブイヨンもしくはコンソメキューブ_1個
パクチー_1−2枝分(ドライなら小さじ1程度)
ローリエ_1枚
パプリカパウダー_小さじ1
チリペッパー_小さじ1/4(辛いものが苦手なら加減してOK)
塩こしょう_適量
作り方
- ご飯の準備
- 洗った米に1.5合分よりも気持ち少なめに水を入れ、サラダ油・塩・にんにくも加えて通常通り炊飯しておく(あれば早炊きモード推奨)
- ボイルエビの準備
- 鍋で湯を沸かして白ワインとエビを入れ、2-3分ほど茹でたらざるに上げておく
- ソースの準備
- 玉ねぎ・にんにく・パクチーはみじん切り、にんじんはチーズおろしで細かくおろすか千切りにし、ピーマンも小さめに切っておく
- 深鍋などでサラダ油(分量外)を温め、玉ねぎ・にんにくを中火で炒める
- 玉ねぎがしんなりしたら、にんじんとピーマンも加えて炒める
- 野菜がしんなりしたらトマトピューレとパプリカパウダー・チリペッパーを加えて2-3分ほど炒め、コンソメ・白ワイン・ローリエ・パクチーを加える
- 7-8分ほど水気を飛ばしながら煮詰め、もったりしたソース状になったらボイルしたエビを戻して混ぜる
- ご飯を加えて全体をよく混ぜ、塩こしょうで味を整えたら出来上がり。いただく際にはパクチーを振りかけ、ライムやレモンを絞るとより風味が良くなります
ポイント
- 今回使ったパプリカパウダーとチリペッパーは南米の唐辛子、アヒ・アマリージョやアヒ・パンカの代わり。現地のものには及ばないでしょうが、風味よくスパイシーに仕上がります。