29(にく)の日の本日は、カフェ・ド・パリ・ソースをかけた肩ロース肉のステーキで晩ごはん。
「カフェ・ド・パリ」との名前からパリ発祥かと思いきや、こちらのソースはスイスのジュネーヴ生まれ。
ソースと同名のレストラン「カフェ・ド・パリ」のステーキ料理「アントルコート・カフェ・ド・パリ」のソースとして1940年代頃から人気に火がつき、以来お店の名物料理として親しまれています。
ちなみに現在ステーキ肉用のソースとして知られる「カフェ・ド・パリ」については、バターにハーブやガーリック、ケッパーやアンチョビなどを混ぜ込んだ「カフェ・ド・パリ・バター」が有名ですが、2007年にフランスのル・モンド紙が報じたところによると、元祖のカフェ・ド・パリ・ソースには、なんと鶏レバーが使われているんだそう。
このル・モンド紙によって報じられたレシピもオリジナルとは異なると否定されているものの、美味しいことに変わりなし。レシピについては門外不出で未だに詳しい作り方は判明していないので、色々と想像や工夫の余地がありそうですよね。
参考:https://www.lemonde.fr/vous/article/2007/06/20/le-secret-de-l-entrecote-enfin-devoile_925998_3238.html
材料と作り方
カフェ・ド・パリ・ソースでいただくロース肉のステーキ
材料
- カフェ・ド・パリ・ソース用
鶏レバー_1個(40g程度)
玉ねぎ_1/4個
にんにく_1片
生クリーム_1カップ(牛乳1カップ+スキムミルク大さじ1であっさり作るのもおすすめ)
バター_20g
マスタード_大さじ1
パセリ_1枝
タイム_生なら1枝・ドライなら3-4つまみ
塩こしょう_適量
- その他の材料
牛ステーキ肉(肩ロースやサーロインがおすすめ)_お好きなだけ
作り方
- カフェ・ド・パリソースの準備
- レバーは一口大程度、玉ねぎ・にんにくは薄切り、ハーブもフードプロセッサーにかけやすいよう、ざっくりと切っておく
- ソースパンなどでバターを温め、中火で玉ねぎとにんにくを炒める
- 玉ねぎとにんにくがしんなりして香りが出てきたら、レバー・パセリ・タイムを加えてさらに炒める
- 3の粗熱が取れたらフードプロセッサーで撹拌する
- 滑らかなソース状になったら鍋に戻し、生クリームとマスタードを加えて弱火にかける
- ぐつぐつ沸かさないよう注意しつつ煮詰め、とろみが出たら塩こしょうで味を整え完成。お好みの焼き加減で仕上げたステーキにかけて召し上がれ