本日の夕食はフィレンツェのモツ煮込み、「Lampredotto(ランプレドット)」風のスープ。
香味野菜とモツを一緒に煮たシンプルな煮込みは、現地だと牛の4番目の胃袋・ギアラを使うそう。パニーニに挟んで、サンドイッチとして食べることが多いようです。
ランプレドットには、パセリをたっぷり使った緑色のソース・サルサヴェルデを添えていただくのも定番。
サルサヴェルデは材料に火を通さず生のまま調理するレシピが多いのですが、ちょっとにんにくの主張が強すぎるので、今回はソースにする前に一度炒めて刺激を弱めています。
ふわふわ甘みのあるモツに、香りの良いソースが食欲をそそる一品。
いつもと違うモツ煮込みを味わってみたい時にぜひどうぞ。
材料と作り方
フィレンツェのモツ煮込み|ランプレドット風スープ
材料(2人分)
- 煮込み用
牛モツ_500g程度(小腸がおすすめ)
にんじん_1/2本
玉ねぎ_1/2個
セロリ_1/3本
水_600ml
白ワイン_1/2カップ
ローリエ_1枚
塩_ひとつまみ
こしょう_4-5振り
- サルサヴェルデ用
ほうれん草_1/2把
パセリ_1/2束
にんにく_1片
ケイパー_大さじ1
オリーブオイル_大さじ1
ドライバジル_5-6振り
アンチョビソース_小さじ1(ナンプラーでもOK)
レモン果汁_小さじ1
作り方
- サルサヴェルデの準備
- ほうれん草は1分ほど茹で、水気を絞ってざく切りにしておく
- パセリはざく切り、にんにくはスライスにしておく
- フライパンでオリーブオイルを温め、にんにくを炒めて香りを出す
- パセリ・ほうれん草・ケイパー・バジルを加えて5分ほど弱火で炒める
- 4に残りの材料も加え、フードプロセッサーにかければソースの完成
- 仕上げ
- 牛モツは沸騰した湯で、3-4分ほど下茹でしておく
- にんじんは1cm大ほどの角切り、玉ねぎ・セロリもそれに合わせて細かく切っておく
- 鍋に水と野菜類・ローリエを入れ、中火で加熱する
- 沸騰したらアクをすくって牛モツと白ワイン・塩・こしょうを加え、弱火に落として1時間分ほど煮込めば出来上がり。サルサヴェルデを添えて召し上がれ