SF作品に登場する食事シーンの再現度を高められそうと、斜め上の方向からもプラントベースや代替肉などが気になっている再現料理マニア。
今回は、そんな次世代フード探しに余念のない再現料理マニアが試した、ZENB(ゼンブ)ヌードルについてのお話です。
口コミでも話題のZENB(ゼンブ)ヌードルとは
ZENB(ゼンブ)は、ぽん酢や醸造酢などで有名なミツカンの新ブランド。
食の観点から人と地球の未来を見つめ直す同社の取り組み「ZENB initiative」から生まれたもので、素材の栄養を丸ごと美味しくいただく「新しい食」を提案しています。
これまでは廃棄されてきた野菜の皮や芯なども余さず使った商品を開発しており、今回のゼンブヌードルもその一つ。
他にもスティック状のZENB STICKや、一口サイズに野菜の栄養をぎゅっと詰め込んだベジバイツなど幅広い商品を展開しています。
発売当初から体と環境にいいだけでなく、味の良さや調理の簡単さで口コミでも話題。
SNSなどでも、小麦粉を使った一般的なパスタと変わらない感覚で食べられるとの声を多く確認することができます。
参照:https://initiative.zenb.jp/?_ga=2.19282300.531099052.1649266088-325207967.1649266088
押さえておきたいZENBヌードル・スープの特徴
体にも環境にもやさしい黄えんどう豆100%麺

ブランドの概要が分かったところで、押さえておきたいのがゼンブヌードルそのものの特徴。
まず最大のポイントは原料に小麦粉をいっさい使わず、豆100%で作られているパスタだというところでしょう。
ちなみに、黄えんどう豆100%で作られたロング麺商品はこれが世界初なんだそう。
豆類は根粒菌の働きで栽培時の窒素肥料量を少なくできるため、体に良いのはもちろん、環境への負荷が抑えやすいのも注目すべきポイントです。
参照:https://zenb.jp/pages/about
ソースも植物性原料のみの完全プラントベース

ヌードルが豆100%なのはもちろん、ゼンブの商品はソースやスイーツも全てプラントベース(植物性原料のみで作られた食品)。
乳製品やコンソメ・卵白などの肉や卵由来原料を加えず、完全に植物由来原料のみで作られているため、ヴィーガンの方やプラントベース食品を食生活に取り入れている方にぴったり。
健康上の理由から、乳製品や動物性原料なしの食品をお求めの方にもおすすめです。
グルテンフリー・低糖質・塩分控えめも嬉しい

ゼンブヌードルはグルテンフリーで通常のパスタに比べ糖質30%オフ・スープも塩分30%オフと、低糖質・塩分控えめで作られているのもいいところ。
次の項目で詳しく触れていますが、ヌードルスープは塩分控えめでもぼんやりした味にならず、うま味たっぷりです。
糖質や塩分を抑え、かつ美味しく満足できる味を実現しているのは嬉しいところですね。
ゼンブヌードル+スープの気になる味をチェック
野菜だしみそスープ

今回お取り寄せした商品は、ゼンブヌードル1袋と新商品のヌードル用スープ4種のセット。
セットが届いた当日に、まずは一番気になっていた「野菜だしみそスープ」を開封してみます。
鍋にスープベースを出したら300ml(蓋なしで調理するなら350ml)の水を加え、よく混ぜ加熱。
沸騰したら半分に折ったゼンブヌードルを入れ、7分ほど茹でれば完成です。えんどう豆100%の麺からは茹で汁からもうま味が出るため、お湯は捨てなくてOK。
そのまま丼に移せば完成なので、とても手軽です。


大豆系の代替食品だと独特のにおいが気になる製品もあるため、種類が違うとはいえ豆を使ったゼンブヌードルはどうかな? と思っていましたが、気になるにおいやクセは感じず。
小麦の麺と変わらない感覚でいただけるどころか独特のもちもち感があるため、むしろより美味しい……。
スープには味噌に豆乳・練りごまが入っているそうですが、植物性の原料だけを使っているとは思えないほどコクがあり、豊かな味です。
この日は軽く茹でたオクラと、自家製の焼き豆腐を添えた完全プラントベース仕様でしたが、腹持ちも良くお腹も大満足でした。
トマトチリスープ


次の日のランチには、トマトチリスープをチョイス。
この日はゼンブヌードルのサイトに掲載されているレシピを参考に、モッツァレラチーズとざく切りにしたトマトを具として加えてみました。
スープの熱で温められたチーズがとろーりもちもちで、お餅のよう。
香味野菜のソテーに唐辛子やオレガノも加えたスープはパンチが効いた味で、バランスの良さも抜群でした。
オニオンポタージュスープ


とある日の夕食に選んだのが、とろみのあるスープが特徴的なオニオンポタージュスープ。
飴色になるまでじっくりと炒めた玉ねぎにアーモンドとカシューナッツが加わっており、バターやミルクを使っていないのが信じられないほどコク深い……。
夕食ということもあり、この日は茹でた豚肉とブロッコリーを具としてプラスしています。
ゼンブヌードルの1食分は80g・スープも300ml程度と1人前の量はやや少なめなので、上に載せる具で調整するのが良さそうですね。
ごま坦々スープ


最後に試したごま坦々スープは、焙煎したごまの濃厚なコクと香りが本当に豊か。アクセントとしてぴりっと唐辛子も効いており、飽きない味に仕上がっています。
なお、これまでの3種類はラーメン用の丼に盛りつけていましたが、今回用意したのは深めのカレー皿。
規定の量で作ると一般的なラーメン鉢では余白が出過ぎて少しさみしい印象になるので、これくらいの方が適しているかもしれません。
美味しいだけじゃない!ゼンブヌードルのメリットいろいろ
各種オンライン決済対応で支払いも簡単

美味しさや簡単調理は大きなメリットですが、購入の際にも良く考えられていて便利だなと思う点があったため、ご紹介。
まずクレジットカード払いや代引きだけでなく、PayPayやAmazonペイなど各種オンライン決済に対応しているのはポイント。
住所などを一から入力せず買えるので、購入時の手間もかかりません。
ポストインで届く簡易包装・おしゃれなパッケージでギフトにも最適

今回お取り寄せしたヌードル+スープ4種のセットはゆうパケットで配送され、ポストインで届くのも便利。
自宅の郵便受けに配達されるため、不在時でもスムーズに受け取れます。

すっきりスリムな段ボールボックスは、開くとナチュラルな印象のイラストが素敵。
簡易包装ですがデザインがおしゃれなので、友人などへの気軽なプレゼントにも向いています。
もちろんギフト向けのボックス入りセットも用意されていますが、ちょっとした贈り物ならこちらでも十分対応できそうですね。
デメリットではないけれど…押さえておきたい注意点
具なしスープで具材は別に用意する必要あり

野菜のうま味が存分に出ているため、そのままでも美味しく満足感はあるのですが、スープに具がまったく入っていないのは押さえておきたいポイント。
ただ具が入っていない分アレンジの幅は広いですし、スープの味もトマトや味噌など定番のものばかり。
買い置きの卵やソーセージ、野菜も種類を選ばず合わせやすいので、公式のレシピ集に掲載されたアイデアを参考に好みの組み合わせを見つけたいですね。
腹持ちはいいけれど…1人前の量はやや少なめ

先程の項目でもお伝えしたように、ゼンブヌードル+スープ1人前の量はやや少なめ。
もちっと食べ応えのある麺で腹持ちも悪くないのですが、一般的なサイズの丼やラーメン鉢(容量1000ml程度)に盛ると、具の量などによっては寂しい印象になる場合もあります。
深めのカレー皿やパスタ皿(容量700ml程度)だとちょうど良く納まりやすいようですので、ご参考までに!
手軽にプラントベースフードを体感できるゼンブヌードル
パッケージもおしゃれで、ちょっとしたプレゼントにも最適なゼンブヌードル。
まず味を試したいなら、ゼンブヌードル+パスタソースのセットや、ゼンブヌードルを焼きそばとして楽しめるベジクッキングソースとのセットなどが送料無料で手に入る公式通販サイトでの購入がおすすめです。
ZENBブランドの商品自体はZENBのPayPayモール店やZENBアマゾン店でも購入可能ですが、公式通販ではメール登録で送料無料クーポンのプレゼントキャンペーンも行われており、続けて買ってみたい人にもぴったり。
普通のパスタと変わらない感覚で食べられるので、話題のプラントベースフードを気軽に試してみたい方は要チェックですよ!